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執筆者の写真Shou

浦島太郎の「事故紹介」①

更新日:2020年4月15日



20年と言う年月はあまりにも恐ろしく、単に浦島太郎って単語で片付けるには

自分にとってとてもキツい体験でした。

今や、たった1年でPCの性能が著しく進歩し、凄まじいスピードで色んな

事が進んで行き、なんならおっさんもうついていけねーYO!みたいな感じになってます。


PCがMACに変わったのも20年ぶりだったので右クリック

どーすんだよ!みたいな所からスタートしており

そもそも元プロでは無いのでこのブランクは致命的です・・・。


復帰したきっかけは特にこれと言って無かった様な気がしますが

どうしても今やらないと!みたいな何かに迫られてると言うか

やりたい!よりかはやらないと!と言う気持ちがとても強く、何故そうなったかは

本人もさっぱり分からず、かと言って深い疑問も持たないまま

淡々と音楽活動(主に打込み)を再スタートさせました。

もう一生やる事は無いだろうし、未練も無かったはずと思ってましたが・・・。


そんな中MACBOOK PRO(シーケンサーとしてLOGICを選んだ為)を用意し

さーやるぞー!となった時

頭の中が「?????」な出来事が暫く続くのでありました。



【海から帰ったおっさんのカルチャーショックその1】


 「MIDIインターフェイスは一体どこだ!???」


はい、僕らが打ち込みをしてた頃(今はDTMと言いますね)プラグインソフトがようやく

出始めていたかまだ音源としては乏しく、ハードディスクレーコーディングを

通してサンプラーに似た使い方をする程度でした。

それもPCのスペック次第なのでアマチュアではカセットテープのMTRが

まだまだ普及していた時代です。(後にようやく単体のHDRが登場します)

レコスタでは当時は当たり前だったADATが主流でしたよね。



で、でかい・・・・。これがADATです。(シルバーのもあった気がしますが

記憶が不確かでここでの説明は省きます)しかもこれSVHSのビデオテープで撮るんですよ!!1台で8トラックまでしか撮れないので複数台あるのが当たり前でした。


『当時はPCで録音するなんて事はまさに最先端だったのです!』


ProToolsの存在はまさに神の領域でした・・・。


そんな中、打込みは当然シンセサイザーやラック型の音源を

PCでMIDI制御をするのが主流でしたし

単体のシーケンサーやオールインワンタイプのシンセで

打ち込む人も周りにはまだまだ居ました。

(未だにSquarepusherはQY700抜きでの制作はあり得ないと言ってるみたいですがw)


おおおーーー!どうしてなんだーーー!USBケーブル1本でMIDIのIN.OUT含め

オーディオまでカバーするだとーーーーー!!

どうやってMIDIとオーディオを使い分けるんだよ!!!!????!!!

分からん!俺には理解出来ん!!シンセ並べて打込みがしたいんだよ!














こういうの!こういうの買わないといけないんだよ、俺は!どこに行けば置いてあるんだ!


謎の声:おい!旦那!もう時代は変わってまっせ〜!

そもそもStudio4て。。OPCODEもう無いし。


逆にUSB端子が付いてない機材を中古以外で探す方が大変だと理解出来た時

おっさんは現実の全てを受け入れました。。。


MIDIの理解は出来たが、オーディオ周りはどうなるんだぁ?!?

ってなるのは当然で、これがまた後に頭痛の種となります。

それに加え・・・。そもそもハード要るの?疑惑・・・。




後半へ続く





★ちなみに打込みって言葉の由来は、元々電子機器で音楽制作をする際

数字を打ち込んでいたのでその名残の様です。

数字を打込むタイプのソフトで昔、カモンミュージックのレコンポーザってのが

ありましたが、社名のカモンミュージックってのが欧米の人からすれば

「ベッドに誘う音楽」的な意味だったらしいのでネタとなってました。笑


当時のカラオケはこのソフトで作成されたものがかなり多いと思われます。

学生時代、音楽講師がまだ使ってると聞いてびっくりした事がありましたが

使い方によってはステップレコーティング何かより遥かにスピーディに打ち込め

作業短縮になる事も十分あり得たと思います。

数字による音データーがピンと来ない人はLOGICでしたら右上にあるリストエディタで

中身を確認する事が出来ます、参考までに。

























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